自分では精一杯してるつもりでも動かないものばかりで揺らめく陽炎に憧れ 目で追う触れないと知っていても
その人なりが果たすべき使命にただひたむきであれと諭すのに
静かに 静かに 夢はささくれ届かぬ 祈りに 胸が暴れるただただ自分の身の丈を知らされ
わずかばかりの譲れぬ誇りにただ正直であれと願うのに
静かに 密かに 嘘を重ね淀んだ 時流れに 自由を奪われただただ自分の身の丈を知らされそれでも心は手を伸ばし続ける